光前寺

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中央アルプスと南アルプスの谷間、伊那谷を訪れる時、光前寺は
伊那谷の歴史文化と共に歩んできた古寺で貞観2年(860)iに開創され、必見の価値があります。
樹齢600年とも言われる杉の古木と名勝庭園や光コケ・国の文化財に指定されている
弁天堂・霊犬早太郎の伝説更に古来雨乞いに必見の宝物青獅子の駒ヶ岳登山実話等
1~2時間でインタープリターと共に歩くと楽しみが倍加します。
  光前寺見所の一つに庭園がある。一般に知られている拝観料の要る本坊客殿から見る庭より
 延命水の末流の三門に上の池にある、龍門瀑の鯉魚石(りぎょうせき)が時代も古いし価値もある。

            
                         拝観料の要る庭
                        築山泉水式庭園(本坊の裏庭)  回遊式庭園(江戸時代)

                          

本坊客殿奥の庭園は築山泉水庭であり、前面に池を掘り其の奥は自然の傾斜地を築山としてみたて
巨石を立てて庭景を中心としている。
築山泉水(山水式)様式、枯山水、茶庭という日本庭園の三大様式をすべてあわせ池庭と石庭が渾然一体となった庭。
江戸時代の大名の間で流行したため大名庭園とも呼ばれる。その名の通り、広大な庭を散策できるように
露地、橋などが造られ、庭の中を散策して楽しむのが特徴。作庭家としては小堀遠州(こぼりえんしゅう)が著名。
光前寺は杉の林の中にあり、樹齢数百年の巨木も多い。道隆式池泉庭園や築山式枯山水、築山式池泉庭園と
三つの庭園があり、さらには光苔が自生している。境内全域が、「光前寺庭園」の名で名勝に指定されている。
                   光前寺で最も古いとされる庭
               本殿と三門の間にある庭園(龍門瀑と鯉魚石)
             
ある鯉が黄河中流の3段の滝を登りきって龍と化す、中国の故事・登竜門を造景した滝の様式。中国南宋よりの帰化僧の蘭渓道隆が創案したといわれている。龍門瀑は、滝の水が落ちる「水落石」、観音様を表した「観音石」、禅宗の公安を解説した「碧巌録」にちなんだ「碧巌石」「猿石」、鯉を表す「鯉魚石」などが組まれる。なかでも「鯉魚石」は、龍門瀑では大切な役割を果たす。
 
     光前寺の龍門瀑は中世の滝組を持ち「名勝」の重要に要素となっているが看板など無いのであまり知られていない。
     一方本坊客殿前の築山泉水式は池の上方に巨石を用いた中世の庭がかってあり、後の時代に池を中心に
     江戸時代に改修されたものである。